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王国帽子店

新潟市の帽子職人です。帽子のこと、日々のあれこれ。

お休み ありがとうございました

ごきげんよう!


新潟でオーダーメイドの帽子を作っています。

帽子職人のacoです。


いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。





3月3日、桃の節句ですね。

春の気配にうきうきしております。




まずは、お休みをありがとうございました!




あの大雪のなか、無事 新潟から飛び立ち

イタリア・スペインを旅してまいりました。

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「海外 ひとり旅なんて、かっこいい!」と

言われますが、いえいえ、そうでもないのです。

言葉も、勝手もわからない異国では

(普段の私よりさらに) 笑っちゃうような

エピソードの数々を増やしております。



たとえば、

出てはいけない出口の扉を開けてしまい

店内中に警報アラームを響かせてしまったり。

(笑って許してもらえました。ありがたいです。)



駅で買ったカプチーノを飲みながら

電車を待っていたら、カップの蓋がゆるくて

あれ?なんかあったかいなぁと思ったら、

気づいた時にはコートがカプチーノ色になってたり。

(電車のお手洗いでコートを洗って、次の目的地まで

窓際のエアコンで必死に乾かしました。怪しい人ですね。。。)




極めつけは、帰りの飛行機の乗り継ぎフライトに間に合わず

帰国日が延びてしまったことでしょうか。

(空港のセキュリティがこんなに厳しくなっているとは知らず、

乗り継ぎ時間を甘く見ていました。完全に自業自得ですね。

皆さまもお気を付けくださいね!って、私だけか。。。)





などなど、笑えるような、笑えないような

数々の失敗を挟みつつ、

それでも、もう!本当に!最高!!としか

言いようがない旅をしてまいりました。




今回の旅は、毎日、地図を持たずに

心の赴くままに歩いたらどんなことが起こるのか。

それを見てみたくて、試してみました。




その結果。。。

最適な場所、最適なものへ自然と運ばれてゆくのですね。

心の奥底が震えるような景色に出逢えたり、

本当に美味しいと思えるご飯をいただけたり、

すばらしい人や物、作品との出逢いがあったり。

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今回の旅でいちばん面白かった出逢いは、

ミラノ在住 画家の松山修平さんです。



ミラノの美しいショッピングアーケード 「ガッレリア」を

「あぁ、綺麗だなぁ。それにしても高級ブランド店ばかりだわ。」と

ぷらぷら歩いていると、妙に惹かれるお店を発見。

思い切って入ってみると本屋さんのよう。

ふと目に入った箱の中に葉書サイズの作品があり、

1枚1枚見ていたら、とても気になる作品があって

作者が 「Shuhei Matsuyama」と日本のお名前みたい。



と、その時、店主さんと流ちょうなイタリア語でお話していた

先客の男性が振り返り、目が合うと 「日本の方ですか?」と聞かれ、

その方が、たまたまお店に用事で来られていた

松山さんご本人でした。



おかげで、この素敵なお店 「Libreria Bocca」が

世界中の貴重な美術書の書店であること。



高級ブランド店ばかりのガッレリアで、

このお店が経営維持していくために

市民の会が協力してお店が存続できていること。



私の見ていた作品たちは、90人のアーティストが

参加したプロジェクトで、松山さんが唯一の

日本人だということ。など、

ただふらっと入って見ただけでは分からない

貴重なお話をいろいろ聞かせていただきました。




奥様の木戸愛さんは料理研究家で、

三男の Ryu Matsuyama さんは音楽家。

ご家族みなさん 日本でも活動されているそうなので

今後もいろいろ拝見してみたいなぁと思います。

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もうひとつ、素敵なご縁をいただきました。

この旅を考えはじめた頃、お仕事でお世話になっていた

前橋市の AVANTI さんにご紹介いただき、

マドリッドを案内していただいた 小野塚千穂さん。




限られた1日という 短い時間の中で、

帽子店や帽子の飾りとなるボタンや羽、レース、

そして稀少なアンティークジュエリーのお店など

効率よくご案内いただけ、よい素材にたくさん出逢えました。


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Photo by: Chiho Onozuka




合間には、老舗のカフェでお茶を飲んだり、

郷土料理のコシードをいただいたり、

大好きなピカソもお客様だったというマント屋さんへ

連れて行っていただいたり、お楽しみもいろいろあり

大満足の1日でした。

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Photo by: Chiho Onozuka




残念だったのは、素材さがしで気力を使い果たし、

また夜中にひとり出歩くのは危険と判断し、

真夜中過ぎから上手な歌い手が登場する

フラメンコのカンテを聴きに行かなかったことですが、

旦那さまがスパニッシュギターの作曲家・演奏家でもある

千穂さんに、次回はカンテを聴き巡るツアーを

コーディネイトしていただきたいな。と

また、あらたな楽しみもできました。




趣味やビジネスなど、専門分野に特化した

通訳やガイドとして、とても信頼できる千穂さん。

スペイン・ポルトガルへ行かれる方は、ぜひ!




まだまだ、いろーんなことがあった今回の旅。

ここには全部書ききれませんので、

ぜひ、お茶のみがてら、おしゃべりしに

アトリエに遊びにいらしてくださいね。




今月のオープンアトリエ @ IMAGE は、

3/13(火)、3/15(木)、3/18(日)、3/25(日)です。





【詳しくはこちら】
オープンアトリエ_2016




【ある日のアトリエの様子】

型くずれした帽子を分解し、一から作り直しました。
手前が帽体。テーブル奥にあるのが帽子の型(チップ)です。
オープンアトリエの様子

☆ オープンアトリエとは → リンクはこちら ☆




今月のアトリエは、1日多い開催です。

最終日の 3/25(日)は、大好きな ひと葉さんと

ご一緒させていただきます!




この旅で、内面がまた大きく変わり、

帰国してからも日々、さらなる変化を感じています。



そんな あれこれや、旅のお話、

そして皆さまのいろいろなお話も

ぜひお聴きしたいです。


楽しみにお待ちしております!


かしこ。