FC2ブログ
     

王国帽子店

新潟市の帽子職人です。帽子のこと、日々のあれこれ。

それぞれに美しい

ごきげんよう!

帽子職人のacoです。


きのう、映画を観てきました。

街のちいさな映画館で。


わたしが、帽子好きになったのは、映画のおかげもあります。




ヨーロッパが舞台の映画、

古き良き時代の映画、

そんな映画が

とくに好きです。



「装う」

ということに対して、

今よりも、もっと意味がこめられていた時代の映画に

帽子がよく登場しますもので。




さて、昨日観た映画は、

バチカンで逢いましょう
【シネ・ウインドにて】



「バグダッド・カフェ」から

もう25年だそうです!

マリアンネ・ゼーゲブレヒト、相変わらず魅力的です。



帽子については、とくに期待しないで観たのですが、
いくつか印象的な「かぶりもの」のシーンがありました。


これから観る方もいらっしゃるでしょうから、

さらりと。



1. イタリアンカラーのヘルメット(on ヴェスパ!)

2. ヴェールをまとって踊る

3. 別れた恋人の帽子




帽子は饒舌ですね~。


言葉をつかわずに、

想いをつたえる。


粋です!とっても!!


帽子の使い方、わたしもまだまだ、勉強中です。




この映画をみて感じたことは、


『女性はいつの年代も、それぞれの美しさがある。』


ということと、


『人は、いくつになっても自由になれる。』

(ただし、本人が心からそう望めば。)


ということでした。



女性はよく、花にたとえられますね。

散ってしまう、

枯れてしまう、

花に。


さて、本当にそうなんでしょうか?



若い、はつらつとした美しさもあり、

どっちつかずの不安定な美しさもあり、

成熟した美しさもあり、

また。。。



あきらめた美しさ。



というのもあるような気がします。



すべての美しさに、

そっと寄り添う

帽子をつくれたらな。

と、

切に願います。


かしこ。