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王国帽子店

新潟市の帽子職人です。帽子のこと、日々のあれこれ。

12月のオープンアトリエ @ IMAGE

ごきげんよう!


新潟でオーダーメイドの帽子を作っています。

帽子職人のacoです。


いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。



あっ! という間に師走ですね。

みなさま いかがお過ごしでしょうか?



季節はもうすっかり冬。ですが、

お日さまの姿がみえる日はきもちがいいですねー。

わけもなく、ウキウキしてしまいます。



寒くても、ストールを ぎゅっ と巻いて、

手袋と帽子であったかくして、

お散歩へ出かけたくなるような ここちよい日々。



わずかに残っている黄葉をながめたり、

冬のにおいを感じたり。。。

至福の時であります。



もし、そんなお散歩の時間や、

なにかのご用事でお出かけすることがありましたら、

ぜひ、オープンアトリエにも

お茶のみにいらしてくださいね!




今月は、12/8(火)と、12/17(木)です。



【詳しくはこちら】
オープンアトリエ@IMAGE




【ある日のアトリエの様子】

型くずれした帽子を分解し、一から作り直しました。
手前が帽体。テーブル奥にあるのが帽子の型(チップ)です。
オープンアトリエの様子

☆ オープンアトリエとは → リンクはこちら ☆




アトリエにいらしてくださるお客さまに、

よくいただくご質問があります。


それは、『帽子のかぶり方とマナーについて』。



今日はすこし、そんなお話をしてみたいと思います。



20151207_1.jpg
右の男性が、いわゆる【あみだ被り】




最近は、帽子を浅めにかぶる あみだ被り をして

いらっしゃる方を、よくお見かけします。

「紳士的かどうか」、「粋かどうか」、という見方からすると

残念ながら この被り方は当てはまりません。


が、


そこを逆手にとった発想で、

「親しみやすい」とか、「若く (幼く) 見える」という

印象をつくる場合には、効果的なかぶり方ではないかな。

とも思います。


たとえば、お笑い芸人さんや、映画の3枚目役の役者さんなど。。。




そして、深く、しっかり かぶった後、

ぜひ、おためしいただきたいのは

「帽子をかたむけてかぶる」ということ。



なぜか。というと、いろいろ理由はあるのですが、

お鏡のまえで帽子をかぶったら、

そのまま右や左にかたむけてみて、

ご自分のしっくりくる向きや角度

(= より素敵にうつる向きや角度)を

見つけてみてくださいね!




20151207_6.jpg
慣れてきたら、このくらい思いきってかたむけてみては。
かぶり慣れた印象で、とっても粋ですね。
さすがシナトラ!




「自分ではちょっと。。。よく分からないなぁ。」という方は、

オープンアトリエに帽子をお持ちくださいませ。

一緒に、すてきな角度を見つけさせていただきます。

もちろん、王国帽子店の帽子でなくても。です。

お気軽にどうぞー。




そして、マナーについてですが、

いちばんの基本は、

『男性は室内では帽子を脱ぐ。』 ということでしょうか。

お食事をする際は、いわずもがな。です。



女性は、基本的に、室内でも帽子はかぶったままで OK。

というより、

帽子は かぶっていた方がよい。

とされています。




ただし、例外もあります。

・靴を脱いであがる場合。 や、

・つばの大きい帽子をかぶっている場合など。




そして、この場合にもまた、例外があるのです。

たとえば、靴を脱いであがる場合にも

小ぶりの帽子や、つばのない帽子であれば

かぶっていても大丈夫。など。。。



これは、どんなマナーにも通じることですが、

結局は、基本をふまえた上で、

あとは、ご自分と まわりの方にとって、

心地よいか、美しいか。ということなのかもしれません。




ぜひ、いろいろ試してみて、

わからないことは、どんどん、お聞きくださいませ!

私もまだまだ勉強中ですが、

これからも学び続け、いろいろ考えていきたいと思います。





そして、最終的には、

こんなに自由になれたら

素敵かもしれませんね。

20151207_5.jpg



うふふ。

かしこ。

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