ごきげんよう!
帽子職人のacoです。
ただいま、月2回ほど
自宅アトリエを飛び出し
オープンアトリエをやっておりますが、
今月は、そこからさらに、
出張オープンアトリエを させていただくことになりました。
☆ ふだんのオープンアトリエの様子 → リンクはこちら ☆
素敵なご縁をいただいたおかげです!
感謝!!
出張先は、「BOUCLE」さんというお店です。

『自分を大切にしたい。』
という思いで、
自分らしい時間を過ごしたい方たちへ
ライフスタイル(衣・食・住)を
提案するセレクトショップです。
ゆったりと心地よい空間に
オーガニックコットンのお洋服や肌着、
インポートのお洋服や雑貨など、
ほっとしたり、
ワクワクしたり、
ときめいたりするものたちが、
ぎゅっ!
と詰まった
素敵なお店です。

自分を大切に。
と、
じっくり自分と向き合い、
ほんとうに欲しいと思えるものを選び、
それを丁寧にながく、
そして心地よく
身につけていただきたい。
そんな 「王国帽子店」の想いと
BOUCLEさんの想いが
近いように感じられて、
今回の出張オープンアトリエが
実現しました。
詳細はこちらです。

☆ BOUCLEさんのブログでもご紹介いただきました → リンクはこちら ☆
「ただ商品を買ってすぐ帰る」というお店ではなく、
お茶を飲んだりして
のんびり過ごしていただきたい。
という店主さんの想いから、
駐車場もたくさんご用意されています。
風がとおり、
光がさしこむ、
緑に囲まれた BOUCLEさんで
ゆったりお茶を飲みながら
お話しましょう。
楽しみに、お待ちしております!
かしこ。
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ごきげんよう!
帽子職人のacoです。
日差しが強く、暑くなってきましたね~。
夏の気配。
うれし!
デパートやショップでも、
色とりどりの帽子が並んできましたね。
素敵!
帽子の素材もさまざまです。
王国帽子店では、
おもに、
「麻」と「椰子」。
いわゆる 『天然草』 の帽子を
お作りしています。
お店屋さんに並んでいるのは、
『指定外繊維』の
ラフィア、ジュート、紙などや、
『天然繊維』の
コットンやリネンの生地、
そして
『化学繊維』の
お帽子が多いようです。
それぞれに、
メリットとデメリットがあります。
生地を使ったお帽子は
ちょっと種類が異なりますので、
今日は、「型入れ帽子」。
いわゆる「麦わら帽子のようなもの」について
お話してみようと思います。
「椰子」=「パラブンタル」のお帽子

や、
「麻」=「シゾール」のお帽子

は、
1. 軽い
2. 涼しい(むれない)
3. 光沢がうつくしい
4. しなやかで頭にフィットしやすい
5. 味わい深く育てていく楽しみがある
というメリットがある一方、
1. 繊細(折りたたんだり、かばんに入れたりできない)
2. 価格が比較的高い
という点もあります。
ラフィアなどの『指定外繊維』や、
『化学繊維』のまじったお帽子のメリットは
正反対ですね。
お手頃な価格で、
丈夫なので多少乱暴に扱っても大丈夫!
そのかわり、
繊維が硬い分、重かったり、
頭にフィットしなかったり。
熱がこもって、暑かったり。
風合いについては、
素朴な感じが好き。とか、
品のある感じが好き。とか、
お好みだと思います。
お洋服や靴とおなじように、
今日は外でガンガン遊ぶから、
汚れても気にならない
デニムとスニーカーで。
とか、
今日はちょっと素敵な場所へお出かけなので、
お気に入りのスーツ・ワンピースに、
とっておきの靴で。
という感じで、
帽子を 使い分けてみるのも素敵ですね!
あと、
肌が敏感な方は、
お帽子の素材にかかわらず、
帽子の中についている
サイズリボン(=汗どめ、スベリ)が
化繊ではなく、
天然繊維(コットンのグログランリボンや、生地)を選ぶと
安心かつ快適に過ごせると思います。
夏を 思いっきり楽しみましょうね!
かしこ。
ごきげんよう!
帽子職人のacoです。
ありがたいことに、
「王国帽子店」という名前について
褒めていただいたり、
由来を聞いていただいたりすることが
多々あります。
おとぎ話に出てきそうな響きが好きで
とか、
王冠が好きで
とか、
さまざまな理由があるのですが、
いちばんのきっかけは

この小説の中の一節に 心打たれたからです。
『最高のものを探し続けなさい。
そして謙虚でいなさい。』
こういう姿勢で、職人として生きていきたいな。
と、
思ったものでして。
今は、100円で帽子が買える時代です。
それが極端な例だとしても、
リーズナブルで、
スタイリッシュな帽子が
たくさん売られています。
素敵なことだと思います。
多くの人が、
帽子のおしゃれを気軽に楽しめる。
いい時代だなと。
選択肢がたくさんあるって
自由なかおりがします。
何がよくて、何がわるいか
なんて、
人が決めることではないと
思うのです。
なので、私は、
どんな帽子でもよいと思っています。
かぶっている方が
その帽子を気にいっていて
楽しい気持ちで
かぶっていらっしゃれば。
ただ、
わたしに帽子をご依頼いただいた時、
最高のものを
お作りできるよう、
技術と感性を
常に磨いておきたい。
そして、
謙虚に聞く耳を 持ち続けよう。
その気持ちを忘れずに。
という意味の
「王国」なのでした。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします!
かしこ。
ごきげんよう!
帽子職人のacoです。
毎月2回ほど、新潟市中央区西堀通で、
オープンアトリエをやっています。
今月は、6/10(火)と6/19(木)です。
【オープンアトリエ】
とは、
普段自宅アトリエでおこなっている制作を
みなさまにお見せして、
「帽子ってこうやってできるのね。」
と、
知っていただけたらな
と思って、
はじめた場所です。

2013年の9月よりはじめましたが、
おかげ様で、
毎回、たくさんのお客様にお越しいただいています。
お越しいただく方の想いは、さまざまです。
1. 帽子の制作現場をみたい
2. 帽子をみてみたい・かぶってみたい
3. 帽子をオーダーしたい
は、もちろんのこと、
4. ちょうど近くまで来たから
5. 帽子職人に逢いたいから (嬉しい!)
など、
気軽に、友達の家へちょっと寄るような感じで
お茶のみに来ていただけたら
本望です。
詳細はこちらです。

なーんにも理由はいりません。
お顔を見せていただける。
そのことが、
ただ、ただ、ありがたいのです。
お待ちしております!
かしこ。
ごきげんよう!
帽子職人のacoです。
きのう、映画を観てきました。
街のちいさな映画館で。
わたしが、帽子好きになったのは、映画のおかげもあります。
ヨーロッパが舞台の映画、
古き良き時代の映画、
そんな映画が
とくに好きです。
「装う」
ということに対して、
今よりも、もっと意味がこめられていた時代の映画に
帽子がよく登場しますもので。
さて、昨日観た映画は、

【シネ・ウインドにて】
「バグダッド・カフェ」から
もう25年だそうです!
マリアンネ・ゼーゲブレヒト、相変わらず魅力的です。
帽子については、とくに期待しないで観たのですが、
いくつか印象的な「かぶりもの」のシーンがありました。
これから観る方もいらっしゃるでしょうから、
さらりと。
1. イタリアンカラーのヘルメット(on ヴェスパ!)
2. ヴェールをまとって踊る
3. 別れた恋人の帽子
帽子は饒舌ですね~。
言葉をつかわずに、
想いをつたえる。
粋です!とっても!!
帽子の使い方、わたしもまだまだ、勉強中です。
この映画をみて感じたことは、
『女性はいつの年代も、それぞれの美しさがある。』
ということと、
『人は、いくつになっても自由になれる。』
(ただし、本人が心からそう望めば。)
ということでした。
女性はよく、花にたとえられますね。
散ってしまう、
枯れてしまう、
花に。
さて、本当にそうなんでしょうか?
若い、はつらつとした美しさもあり、
どっちつかずの不安定な美しさもあり、
成熟した美しさもあり、
また。。。
あきらめた美しさ。
というのもあるような気がします。
すべての美しさに、
そっと寄り添う
帽子をつくれたらな。
と、
切に願います。
かしこ。
ごきげんよう!
帽子職人のacoです。
はじめてのブログでございます。
どきどき。
日々のあれこれをつづっていきたいと思います。
お付き合いよろしくお願いいたします。
さて、初ブログタイトル。
じつは、これ、わたしが最近、衝撃をうけた言葉。
稲妻に打たれたように、「これだっっっ!」と確信したのです。
めずらしく、セミナーなるものに行きましてね。
お題は「チラシ作成講座」でした。
ふだんだったら、ふ~ん。で終わっていたかもしれない
講座タイトルなのですが、ちょうど最近、
なんだかモヤモヤしていまして。。。
「どうしたいんだ?自分!!」
と、思っていたところに、
【今どきチラシですか?】
というメルマガが来まして。
なんとな~く
ぴ~ん
と
きたのです。
ま、そんなこんなで、土曜の午後、
5時間の講座に行ってきました。
あまり期待せず、ゆる~い感じで。
結果、
なんだかね~。
とってもよかったのです~。
もう、なんと言ったらよいのか、
目の前の視界がひらけた感じ。

わたし、職人として、この言葉を胸に生きていきますっ!
(大げさかな?ちょっと。。。)
自分のスタイルがようやく、定まった感じです。
なので、
このブログもはじめてみました。
相手本位って、言葉でいうのは簡単だけど、
意外とできていないものですよね。
もちろん、自分も含めて。
作っているものに対する思い入れが強ければ、強いほどに。
気持ちが熱ければ、熱いほどに。
相手の目線に立つ。
ということが、必要なのかも。
『徹底的に相手本位』になるには、
1. 確かなる技術
2. 聞く耳
3. 想像力と創造力
そして。。。
4. 愛
が、必要だよね。
かしこ。